バージョン 1
献身的なウィンステッドへ
君がこの手紙を読んでいる時、すでに私は向こう側に行っているだろう。私の不注意で、アウトサイダーの敵に一番大切な秘密の宝の鍵を渡してしまった。私は彼を失望させてしまった。アイレスの同胞たちも。もはや生きていても意味がない。虚無の有罪宣告が待ち構えていると知っているのに、気高い大志や世俗的な享楽を楽しめるわけがない。冷たい深遠なる闇を見つめ許しを請うしかない。エレウテリオの血液の瓶が私をあの地へと急かす。おそらく虚無で贖罪の意味を知るだろう
長年誠実に仕えてくれて感謝している。お前は最も近しい友人で、兄弟のように感じていたよ。埋葬する時にはグレーのカシミアのスーツを着せてほしい。あとの物は好きにしてくれ。もう不要なものだ
イヴァン・ジャコビより