エレウテリオ・シエンフエゴス:虚無の先に見えるもの

Death of the Outsider

カランボラギャラリーで、カルナカ人芸術家による作品の展示会が行われる。なかでも注目は薬剤師にして画家、そしてアッパーシリア地区の住民でもあるエレウテリオ・シエンフエゴスだ。その見事な色使いや構造、技術は自身が所有する薬局の上に設立されたスタジオで、独学で身につけたという。しかし、今回の展示会で一際目を引いたのは、彼が作品に掲げたテーマだ

最も衝撃的だったのは「虚無の表現」と名付けられた作品の数々だ。黒塗りの石が並べられた景色はラフでありながらも浮世離れしている。いずれの作品も筆で描かれており、無骨さと優雅さを兼ね備えた美しさに思わず見とれてしまう

シエンフエゴスは声明の中で今回掲げた珍しいテーマに触れた。「虚無というのは常に生活の中に存在するが、我々はその正体を何ひとつ知らない。虚無は夢や記憶と表裏一体の存在だ。私は今回の作品で、この永遠の謎に僅かでも迫ることをテーマとした」

カランボラギャラリーはマイケルズ貯蓄信用銀行の頭取、ドロレス・マイケルズの多大なる支援を受けて開催しています

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