女王エミリー・カルドウィンに敵対者が現れるたびに、クラウンキラーの蛮行が続く!
最初の犠牲者はカルナカ市民だった。その中で最も有名なのが、若きカルドウィンを早くから公然と批判していた1人であるコリー・ブロックバーンだ。分益小作権法が可決した1ヶ月後、ブロックバーンはグリストルの議会に不信任投票を求めた。彼はダンウォールタワーからの布告に絶えず厳しく目を光らせ、変わらぬどう猛さでその全てを攻撃した
ブロックバーンのむごたらしい死に続き、さらに何人かがカルナカで命を落としたが、その全員がカルナカ新聞の元編集委員ジャニス・ティネスのような、カルドウィン家の旧敵だった。痛烈な論説の中でエミリーを「名ばかりの女王」と呼んだ1週間後、ティネスは彼女のオフィスで手足が切断された死体となって発見された。失われた手足は決して見つからなかった
その後殺戮者の手は王国の他の地域へと広げられた。殺された者の数は現在まで数十名に及ぶ。最新の犠牲者はイカボッド・ボイルだ。ボイルはダンウォール出身の著名な事業家で、鯨油の配給を定めた最近の王国法令に反対する「反配給クラブ」という組織を設立した人物だ