シルバースパイクは公爵の終わりなき数々の布告をこれまで何度も批判してきたが、またその時が来たようだ。親愛なる我らが編集者にはオカルトに詳しい友人が何人かいるが、その筋から入ってきた情報がこちらだ。「アウトサイダーはこの南の首都でも忘れ去られることがない!」
彼のために作られた祭壇の多くが、最近何者かによって荒らされているのが見つかった。神秘の人物は間違いなく我々のもとを訪れ、祭壇の供え物を回収しているのだろう。骨に廃墟の模様を彫ったものをカルナカの片隅に供える者もいれば、この手の話題が好きな者は翌日の晩になるとその供え物が消えていたと皆に触れ回っている!
己の感覚を信じればいい。夕食用に煮込んだしなびた弱々しいカニは彼の味がしたのではないか? ブラッドフライの羽音に彼の声が聞こえるのでは? ここカルナカで現在起こっている苦境の原因が他にあるだろうか? 街の通りでは殺人が起こり、銃殺隊は仕事に忙しい。今はそういう時代なのだ!
私の言うことを信じてほしい。この真実を書く私の手は震えている。しかしあなた達のために私は書き続ける。このシルバースパイクの出版物を読んでいるところを、人に見られないように注意してほしい。読んだらすぐ焼いてくれ。監督官に見つかりそうになったら、紙を食べて証拠を消せ!