王立博物館の近くに住む住人から奇妙な報告が届いた! 本紙の定期購読者なら知っているはずだが、ブリアナ・アシュワース館長がしばらく前に同施設を閉鎖した。そしてほぼ時を同じくして、公爵が施設外部の警備を3倍に強化したのだ。なぜ博物館は閉鎖されたままなのか? 運営費を節約するため? そんなはずはない。古びた骨で一杯になった部屋の整備にどれだけ費用がかかるというのか?
そしてもっと奇妙なことがある。ここ何日もの間、誰もブリアナ・アシュワースの姿を見ていない。その代わり、女性達がありえない時間帯にぽつぽつと王立博物館から出てくるところが目撃されている
その中の何人かは水路の近くの港に向かっていたが、おそらく北に行くつもりなのだろう。ダンウォールであろうか? この奇妙な女性達と我らが新女王デリラとの間に、何かつながりはあるのか? 過去3年に渡って我々が報道し続けてきた行方不明者達と何か関係があるのか? 残された家族は娘達の徘徊癖に困っていた。中には「魂の分離」に悩まされ、毎日瀉血しなければならない者もいた
我々は今後も調査を続け、判明した事実を報告する