1日目:計画は予想よりも速く進んでいる。昨日の夜、道端で偶然犬の死体を発見した。ブラッドフライにやられて1日ほどしか経っていないと思われる。その死体から無傷のブラッドフライの幼虫も採取できた。暖かくして、羊肉の塊を与えて飼っている
2日目:成功だ! 2体のサンプルが1晩のうちに孵化した。予期していたよりも早かった。2匹とも活発に動き回り、私が近づくと攻撃的になる
7日目:信じがたいことだが、サンプルは発見した時の4倍近い大きさに成長した
10日目:まだ巣は作られていない。ここへきて、血珀の抽出への希望をかなりくじかれてしまった
12日目:女王を採取してくる必要があるとすれば、それは絶望的に不可能だと考えていたさなか、サンプルのブラッドフライたちが希望の持てる行動を見せ始めた。1匹が休眠状態になると同時に、もう1匹が熱に浮かされたように激しく働きだしたのだ。木や葉っぱをかじっては、咀嚼したそれらを吐き出してもう1匹を覆うように固めている。明らかに何かが起きている
15日目:期待していた通り、2匹目のブラッドフライは大きく膨れ上がり、変態した姿でさなぎの中から現れた。女王がいないこの2匹だけの群れは、自分たちで女王を作り出してしまったのだ! ただ、どちらが女王になるかをどのように決めたのかは、永遠に謎のままだろう。ともかく美しい女王だ
20日目:群れも巣も、爆発的に拡大している。巣の中の血珀をどのように取り出すかという問題はまだ解決していないが、何とか方法を見つけよう