また今日も1人連れて行かれた。最初、ここには9人いた。聞こえてくる悲鳴をかき消すほどの大声で、皆で彼女達の名前を叫んだ。しかし、私達の喉が枯れてもなお、悲鳴は止まなかった
戻ってきた修道女達はただ泣いているだけだった。食事も睡眠も一切とらない。彼女達を抱き寄せようとしても押しのけられる。いずれ、私達にも同じ事が起こるのだろう
残ったのは私だけとなった。何日間ここで過ごしたのかも覚えていない。24時間ランプが灯されているため、太陽の光を見る事もできない
今日、ついに私の番だ
目を閉じていても音楽が時々聞こえてくる。意識を繋ぎ止めておかなくては
メスを手に取って指を少し切ってみる。血が流れてくるのなら、ちゃんと生きているという証拠! ここなら監督官の手も届かない。まだ完全に自分を失った訳ではない。体の奥底にしっかりと存在している
死にたくない